ホームページを見た瞬間の印象は、色とフォントで大きく決まります。好みだけで選ぶと、「読みにくい」「会社のイメージと合わない」ということも起こります。この記事では、色の考え方、色が与える印象、フォントの選び方、読みやすさの注意点、決め方の手順を詳しくまとめます。
色とフォントが印象を決める理由
人は、文章を読む前に、色・形・雰囲気から全体の印象をつかみます。落ち着いた色なら堅実に、明るい色なら親しみやすく感じられます。会社・お店の雰囲気と、デザインの印象がずれていると、見る人に違和感を与えます。
色は「3色」で考える
- ベースカラー背景に使う色。白や淡い色が基本で、全体の約7割。
- メインカラー会社・お店のイメージを表す色。ロゴの色と揃えるのが基本。
- アクセントカラーボタンなど、押してほしい場所に使う目立つ色。
色の数を増やしすぎると、まとまりがなくなります。使う色は3色程度に絞ると、統一感が出ます。
色が与える印象の例
- 青:誠実・信頼・清潔
- 緑:安心・自然・健康
- 赤・オレンジ:活気・親しみ・行動を促す
- 黒・濃紺:高級感・落ち着き
- 淡いベージュ・ピンク:やさしさ・やわらかさ
どの色が正解ということはなく、会社・お店の雰囲気と、お客様層に合うかで選びます。
業種別の色選びの考え方
| 業種 | 選びやすい方向 |
|---|---|
| 医療・士業 | 青・緑系で、誠実さ・清潔感 |
| 飲食・食品 | 暖色系で、食欲・親しみやすさ |
| 美容・サロン | 淡い色・ニュアンスカラーで、やわらかさ |
| 工務店・建設 | 落ち着いた色・自然色で、堅実さ |
| IT・制作 | シンプルな配色で、先進性・洗練 |
あくまで一般的な傾向です。競合と同じ色にならないことも大切な視点です。
フォント(書体)の選び方
- 本文は、読みやすいゴシック体が基本(スマホでもつぶれにくい)
- 見出しにだけ、明朝体や個性的な書体を使うと、印象が出る
- 使うフォントは2種類までにすると、まとまりやすい
- 文字の大きさは、本文で16px前後を目安にする
ゴシック体と明朝体の印象
- ゴシック体:現代的・親しみやすい・読みやすい
- 明朝体:上品・落ち着き・伝統的
- 丸ゴシック:やさしい・かわいい・親しみやすい
注意したいこと
- 背景と文字の色の差(コントラスト)が弱いと読みにくくなる(→読みやすい文字サイズと配色)
- 色だけで情報を伝えない(「赤い文字が必須」だけだと、見分けにくい人がいる)
- 印刷物と色が違って見えることがある(→名刺・チラシとデザインを揃える)
- 凝ったフォントを、文章全体に使わない(読みにくくなる)
色とフォントの決め方の手順
- 会社・お店のイメージを3つの言葉で表す(例:誠実・やさしい・地域密着)
- ロゴの色を、メインカラーの候補にする
- 競合のサイトを見て、同じ色になっていないか確認する
- ボタンのアクセントカラーを、背景と十分に差のある色にする
- 実際の画面で、スマホでも読めるか確認する
迷ったときは
ロゴの色を起点にし、競合と同じ色にならないかを確認すると決めやすくなります。TribalWorksでは、デザインの方向性を決めるところから、ご提案します。制作の流れや料金プランもご覧ください。
具体例:3色の配色パターン(例)
| 雰囲気 | ベース | メイン | アクセント |
|---|---|---|---|
| 誠実・信頼 | 白 | 濃い青 | オレンジ |
| やさしい・自然 | 淡いベージュ | 緑 | 黄 |
| 落ち着き・高級感 | 白・薄いグレー | 濃紺 | 金に近い茶 |
(色のコードは、デザインを作るときに決めます。あくまで考え方の例です。)
色を決めるときの注意
- スマホの画面でも、色の差が分かるか確認する
- ボタンは、背景とはっきり区別できる色にする
- 赤・緑の組み合わせは、見分けにくい人がいるため注意
- 蛍光色を多用しない(目が疲れる)
読者からよく聞かれること
ロゴの色が派手です。ホームページにも使うべきですか?
ロゴの色は、メインカラーかアクセントカラーに使うと統一感が出ます。面積が大きくなりすぎないよう、バランスを調整します。
色の好みが、家族・スタッフで割れます。
目的とお客様層を基準に、話し合いましょう。複数案を並べて比べる方法もあります。
後から色を変えられますか?
変更はできますが、画像やロゴの修正も必要になることがあります。最初に決めておくのがおすすめです。
まとめ
色とフォントは、会社の印象と読みやすさを左右します。3色程度に絞り、読みやすい書体を選び、ロゴと揃えましょう。
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