WordPressは、本体・テーマ・プラグインに定期的なアップデートがあります。アップデートは、セキュリティのために大切ですが、更新したらサイトの表示が崩れたというトラブルもまれにあります。この記事では、安全に更新するための準備と手順、更新後の確認、トラブルが起きたときの対処を詳しくまとめます。
なぜアップデートが必要か
古いバージョンのまま使うと、既知の弱点を狙われるリスクが高まります。更新を後回しにしないことが、サイトを守る基本です(→WordPressサイトの保守)。
更新には、主に次の3種類があります。
- WordPress本体:機能の追加・不具合の修正・セキュリティ対策
- テーマ:サイトの見た目を決める部品
- プラグイン:フォームや予約などの機能を足す部品
更新前にやること
- バックアップをとるファイルとデータベースの両方を保存します。トラブルがあっても、元に戻せます。
- 更新内容を確認する何が変わるのか、リリースの説明を見ます。
- 一度に全部更新しない本体・テーマ・プラグインを1つずつ更新し、都度、表示を確認します。
- 混雑する時間帯を避けるアクセスが多い時間帯の更新は避けます。
- ログイン情報を手元に用意する万一のとき、すぐに復旧作業へ移れます。
バックアップの考え方
バックアップは、保存先を分けておくと安心です。サーバーの中だけに保存すると、サーバー自体にトラブルがあったとき、一緒に失われます。
- 保存する内容:ファイル(画像・テーマなど)とデータベース(記事・設定)の両方
- 保存の頻度:更新前に必ず。自動で定期的にとる設定も有効
- 保存先:サーバーとは別の場所(パソコン、クラウドなど)
- 復元のテスト:戻せることを確認しておく
更新の順序の目安
- WordPress本体
- テーマ
- プラグイン(1つずつ)
更新のたびに、トップページとフォームの表示を確認します。
更新後に確認すること
- トップページ・主要ページの表示
- お問い合わせフォームの送信テスト
- 管理画面のログイン
- スマホでの表示
- 表示の速度に変化がないか(→表示が遅い原因と改善方法)
問題が起きたとき
表示が崩れたり、エラーが出たりした場合は、直前のバックアップに戻すのが、もっとも確実な対処です。原因のプラグインを特定してから、改めて更新方法を検討します。
よくある原因:
- プラグイン同士の相性が悪い
- テーマが新しいバージョンに対応していない
- PHPのバージョンが、古い・新しすぎる
更新を安全に続けるコツ
- 使っていないプラグインは削除しておく
- 更新の頻度を決める(例:月に一度、確認する日を決める)
- 重要なサイトでは、テスト用の環境で先に確認する
自分で難しいときは
更新やバックアップの作業は、専門の人に任せる方法もあります。TribalWorksの保守・運用サポートでは、バックアップ・更新・セキュリティ監視を月額で承ります。料金は料金プランをご覧ください。
具体例:月に一度の更新作業の流れ(例)
- バックアップをとる(ファイル+データベース)
- 管理画面で、更新の通知を確認する
- 本体 → テーマ → プラグインの順に、1つずつ更新する
- 更新のたびに、トップページとフォームを確認する
- 問題がなければ、作業メモを残す(更新日・内容)
作業メモがあると、トラブルのときに原因を探しやすくなります。
バックアップを戻すときの注意
- 戻す前に、現在の状態もバックアップしておく(念のため)
- 戻したあとは、フォーム・表示を再確認する
- 戻す作業が不安なときは、制作会社に連絡する
読者からよく聞かれること
バックアップは、どのくらいの頻度でとりますか?
更新前は必ず。日々の更新が多いサイトは、毎日・毎週など自動で定期的にとる設定がおすすめです。
更新を長期間していません。どうすれば?
一度に全部更新せず、バックアップをとったうえで、1つずつ慎重に進めます。不安なときは相談してください。
自動更新は使ってよいですか?
小さな更新は便利ですが、大きな更新は、手動で確認しながら行うほうが安心です。
まとめ
アップデートは、バックアップ → 1つずつ更新 → 動作確認の順で。慎重な手順が、トラブルを防ぎます。
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