ホームページを見た人が「ここに頼んで大丈夫かな」と判断するときに、よく見られるのが実績・事例のページです。ただ作品を並べるだけでは伝わりません。この記事では、信頼される実績ページの作り方、1件ごとの書き方の例、実績が少ないときの工夫、取引先名の扱いを詳しく紹介します。
実績ページの役割
実績ページは、「この会社に頼むと、どうなるのか」を想像してもらうページです。サービスの説明では伝わらない、経験の深さ・得意分野・仕事の進め方が伝わります。
実績ページで伝えたいこと
- どんな相手(業種・規模)の
- どんな課題に対して
- どんな対応をして
- どんな結果になったか
この4点が分かると、見る人は「自分の場合も任せられそうだ」と想像できます。
1件ごとに載せたい項目
- タイトル「何をしたか」が分かる短い一文。
- 相手の情報業種・地域など。(取引先名は、許可がある場合を除き一般化します。)
- 課題と対応背景と、行った内容を具体的に。
- 画像成果物の写真・画面。複数あると伝わります。
- 結果・お客様の声数字がある場合は事実のみを。ない場合は、変化を言葉で。
書き方の例
- 良くない例:「ホームページを制作しました。」
- 良い例:「飲食店のお客様。スマホで見づらいサイトを作り直し、メニューと地図をトップから探しやすくしました。」
「何を・誰に・どう変えたか」が入ると、一気に伝わりやすくなります。
並べ方の工夫
- 新しい順だけでなく、得意分野・業種別に整理する
- 代表的な実績を、トップページにも載せる
- 一覧は画像つきで、クリックで詳細が見られるようにする
取引先名を出せないとき
守秘義務や相手の意向で、名前を出せないことがあります。その場合は、「製造業のお客様」「飲食店のお客様」のように一般化して載せるのが基本です。無断で名前や画面を載せると、トラブルになります。
実績が少ないとき
- 自社で作ったサンプルを、サンプルと明記して載せる
- 制作の考え方・工程を文章で伝える
- 件数が少なくても、1件ずつ丁寧に説明する
- お客様の声(許可を得て)を添える
事実でない実績を載せるのは避けましょう。信頼を損なうだけでなく、あとで問題になる可能性があります。
実績の見せ方の注意
| やってはいけないこと | 理由 |
|---|---|
| 事実でない実績・数字を載せる | 信頼を失い、トラブルになりうる |
| 許可なく取引先名・画面を載せる | 守秘義務・権利の問題 |
| 他社の作品を自分の実績のように載せる | 著作権・信頼の問題 |
| 古い実績ばかり並べる | 現在の活動が見えない |
更新できる形にしておく
実績は増えていくものです。WordPressで、自分で追加できる形にしておくと、公開後も育てられます。詳しくはWordPressのメリット・デメリットをご覧ください。更新を続けるコツは更新が止まる理由と続けるコツにもまとめています。
実績とあわせて、会社概要やよくある質問を整えると、信頼が高まります。
具体例:実績1件の書き方(例)
| 項目 | 記載例 |
|---|---|
| タイトル | 飲食店のホームページをリニューアル |
| お客様 | 飲食店(泉州エリア) |
| 課題 | スマホで見づらく、メニューと地図が探しにくかった |
| 対応 | スマホ対応に作り直し、メニュー・地図をトップから探しやすく整理 |
| 結果 | 電話・予約の導線が分かりやすくなった(お客様の感想) |
| 画像 | トップページ、メニューページのスクリーンショット |
(事実のみを書き、数字は根拠があるものに限ります。)
実績ページを増やしていく工夫
- 仕事が終わったらすぐ、メモを残す(写真・課題・対応)
- お客様の許可を、仕事の最初に確認しておく
- 1件ずつ、少しずつ追加する
- 定期的に、古い実績の見直しをする
読者からよく聞かれること
実績の数字は載せたほうがよいですか?
事実で、根拠がある数字なら、載せると伝わります。確認できない数字や、誇張は載せないでください。
お客様の声を載せたい場合は?
必ず許可を得ます。お名前は、イニシャルや「○○市・40代男性」のような表記にする方法もあります。
実績が1件もありません。
サンプルをサンプルと明記して載せる、制作・対応の考え方を丁寧に説明する、などの方法があります。
まとめ
実績ページは、相手・課題・対応・結果の4点を、事実で書くことが基本です。取引先名の扱いに注意し、更新できる形で育てましょう。
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