ホームページの文章は「お客様の言葉」で書く|伝わる5つのコツ

ホームページの文章が「自社の説明」ばかりになっていないでしょうか。見る人が知りたいのは、自分の悩みが解決できるかです。この記事では、伝わる文章を書くための5つのコツと、書き換えの具体例、書く前の整理の方法を紹介します。

なぜ「自社の説明」だけでは伝わらないのか

会社の歴史・理念・こだわりは大切ですが、初めてサイトを訪れた人は、まず「自分の困りごとに答えてくれるか」を探しています。自社の話から始めると、その答えが見つからず、離れてしまいます。

コツ1:最初に「誰の、何の悩みに応えるか」を書く

トップページの最初の一文で、対象と提供することを伝えます。「創業から〇年の〜です」よりも、「〜でお困りの方へ」のほうが読み続けてもらえます。

  • 書き換え前:「当社は創業以来、地域の皆様に愛されてまいりました。」
  • 書き換え後:「水まわりの急なトラブルに、地元・高石市で当日対応します。」

コツ2:専門用語を、お客様の言葉に言い換える

業界では当たり前の言葉も、お客様には分かりません。説明が必要な言葉は、かみくだいて書くか、短い補足を添えます。

  • 「SSL対応」→「通信が暗号化され、入力した情報が守られます」
  • 「レスポンシブ」→「スマホでも見やすく表示されます」

コツ3:1文を短くし、段落を分ける

スマホでは、長い文章は読まれにくくなります。1文は60文字程度まで、3〜4行で段落を分けると読みやすくなります。見出しも、内容が一目で分かる言葉にします(→読みやすい文字サイズと配色)。

コツ4:数字や具体例を入れる

「丁寧に対応します」だけでは伝わりません。「納品後1か月以内の不具合は無償で修正」のように、具体的に書くと信頼されます。ただし、事実でない数字は載せません。

コツ5:最後に、次の行動を示す

読み終えた人が迷わないよう、「無料で相談する」などのボタンを、ページの最後に置きます。行動を決めるまでの距離を短くします(→問い合わせが来ない6つの原因)。

書く前に整理しておくこと

  • 誰に向けて書くか(お客様像)
  • お客様が抱える悩みは何か
  • 自社が応えられる理由は何か
  • お客様が、問い合わせる前に不安に思うことは何か

この4つが整理できていれば、文章はぐっと書きやすくなります。整理の方法は、発注前の10項目もご覧ください。

書いたあとの見直しチェック

  • 最初の3行で、誰のための、何のページか分かるか
  • 専門用語が、説明なしで出てきていないか
  • 「当社は〜」ばかりでなく、「お客様は〜できます」の視点があるか
  • 数字・料金・期間など、具体的な情報があるか
  • 声に出して読んで、つっかえる所がないか

文章が苦手なときは

  • お客様に聞かれる質問を、そのまま見出しにする(→FAQページの作り方)
  • 話した内容を録音して、文字に起こして整える
  • 制作会社に、ヒアリングをもとに文章を整えてもらう

TribalWorksでは、文章の相談や原稿作成のお手伝いもしています。料金は料金プランをご覧ください。

具体例:書き換えのビフォー・アフター

見出し書き換え前書き換え後
トップの一文「地域に根ざして30年」「雨もりの修理、今日・明日に見に行きます」
サービス説明「高品質なサービスをご提供」「見積もり無料・ご相談だけでもOKです」
会社紹介「経営理念は〜」「お客様の『困った』を、最初に聞くことを大切にしています」

書き換え後は、お客様が得られることが分かります(事実である場合に限ります)。

避けたい表現

  • 「多数の実績」「業界トップクラス」など、根拠のない表現
  • 「お客様第一」など、どこの会社にも言える言葉
  • 長いカタカナ語・専門用語の連続
  • 「〜させていただきます」の連続(読みにくくなります)

読者からよく聞かれること

文章を書くのが苦手です。

話した内容をそのまま書き起こしたり、お客様に聞かれる質問を見出しにしたりすると、書きやすくなります。

敬語はどのくらい丁寧にすべきですか?

丁寧すぎるよりも、読みやすく分かりやすいことが大切です。です・ます調で統一しましょう。

文章はいつ見直せばよいですか?

半年に一度は、料金・営業時間・サービス内容が古くなっていないか確認しましょう。

まとめ

伝わる文章は、お客様の悩みから始め、具体的に書き、次の行動を示すことでできます。書く前の整理が、いちばんの近道です。

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